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ダウン症と出生前診断

 

女優の奥山佳恵さんが、2014年10月6日放送のTBS「私の何がいけないの?SP」に出演され、次男の美良生(みらい)くん(3)がダウン症であることをテレビで告白されました。

奥山さんとその家族は、みらい君がダウン症であった事に「最初はすごくショックだった。なんでだろうって。でもかわいいし、楽しいし。生まれてきてくれてありがとう」という気持ちを持っていることを語っておられました。

番組では、2013年から日本に導入出された「母体血を用いた新しい出生前遺伝検査」が話題となり、妊婦さんが、血液検査だけで胎児の病気やハンディキャップがわかるということが取りざたされていました。

この検査をすることに反対の意見を持つ奥山さんは、「このこと(検査)によって、一体誰が得するんだろう」と、出産以前から命の選別に対する問題を背負わされる母親とその家族の苦悩を語り、ダウン症の子供たちが世に生まれることの積極的な意味を訴え、出生前診断に否定的な発言をされておられました。

一方で、ゲストの西川史子さんは「97%の女性が出生前診断によって障害が発見された場合、産まないという決断をしているということを尊重しなければならない。奥山さんのように、ほかの家族が支えてくれるなどの恵まれた状況にない方もたくさんおられる。」というようなことをおっしゃっておりました。

また、「出生前診断は、どんな結果であろうと受け入れる準備をするためのものである」との発言をしておられたゲストさんもおられました。

科学技術の進歩により、安易に受けられるようになった出生前診断の、難しい側面が語られた番組であったと思います。

 

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妊産婦心理カウンセリング室では、出生前診断などの重要な問題を、家族が一緒に考えてくれない、一人で決めることができないなどの悩みに、カウンセラーと一緒に考える場を提供いたします。

E-mail:ninnsapo@yahoo.co.jp

FAX : 072-735-7751

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